ゴールデンカムイ 前話までのあらすじ
網走監獄に侵入し、網走監獄でのっぺら坊に直接会うことができた杉元。
「アイヌを殺していない」とのっぺら坊は語り、アシㇼパへの伝言を話そうとします。
しかしそれと同時にのっぺら坊は頭を撃ち抜かれ即死。
杉元も頭を打たれ重症を負います。遠くからそれを見ていたアシㇼパですが、その間にキロランケと尾形にアシㇼパと白石が連れて行かれてしまうのです。
ゴールデンカムイ 第3期 第1話 「樺太へ」のあらすじ
アシㇼパの手がかりは樺太アイヌの少女!?
4人が向かった先は当時日露戦争で日本領になった南樺太へ向かったと推測され、陸軍の鶴見中尉の右腕である月島軍曹と鯉登少尉が杉元と谷垣と共に降り立つ。
そこに鯉登少尉の大量の荷物の中に紛れてチカパシまでも上陸していました。
杉元は情報を得るために南樺太に住む和人に写真を見せて回るが、杉元の持っている写真は谷垣の写真ばかり。
雪が降り始めるのが北海道よりも早い南樺太。雪の中鯉登少尉が行方不明に。
フレップというコケモモを利用したフレップワインを楽しむ鯉登少尉を見つけ、月島軍曹は叱り、杉元には自分の楽しみを優先するなと叱られる。
憤った鯉登少尉は服に付くと取れないと聞いた上で杉元にかける。
谷垣は落ち着け、と言われたものの鯉登少尉とぶつかってしまう。
その中で和人のおかみは、チカパシを見て今日は2人目のアイヌだと告げるのです。そこでアシㇼパの写真を出すと、この子だと答えたのです。
走り出す杉元。街を出、林の前で会ったロシア人に月島軍曹はロシア語でアイヌの集落があることを聞き、少し前にアイヌの少女を見かけたと聞く一行。
そしてそれと同時に熊よりも凶暴な生き物がいると聞くのです。
一行の前に現れた少女、それはアシㇼパではなく樺太アイヌの少女だったのです。
和人にはアイヌは全て一緒に見えるのだと一行ががっかりするのでした。
彼女は祖父が耳が遠く、ソリから落ちてしまったのでした。そして彼女は北海道アイヌを見たと言うのです。そんな彼女の名はエノノカ。
しかしそこにヒグマがこちらに向かってくるのです。子供たちを後ろに避難させると、なんとそのヒグマを襲っている動物が。
ヒグマに飛ばされ、鯉登少尉の前に落ちたその動物。突然鯉登少尉を襲います。可愛い顔をしながら、いたち化最大の動物・クズリと言うその動物大変な凶暴さなのです。
素早く撃ちにくいクズリからエノノカを守るチカパシ。現地ロシア人ですら恐れるその動物に杉元たちは・・・!?
第1話の感想と見どころ
前回網走で死んだかと思われた杉元。家永の手術により復活する彼に脱帽。
待ちに待った第1話では早速谷垣が遊ばれています。最早谷垣は杉元のところから去ってしまった白石の後釜パートです。
元々はこんなキャラクターではなかったのに、陸軍から去って本当に良かったのかと心配になる谷垣。
今回から樺太アイヌの女の子・エノノカが登場。アシㇼパさんのいない穴を埋めるように樺太アイヌの習慣を教えてくれる可愛らしい少女です。
ただその中にお金にしっかりしている部分も見え隠れし、なかなか賢い子だなと思うシーンも多々あります。
またなかなか鶴見中尉のところにいるときはあまり目立ちませんでしたが、月島軍曹がロシア語が堪能であったりと、実はかなり有能な部分を知ることが出来る回でもあります。
見所は、なかなか一人でどこかに言ってしまう鯉登少尉とそれに馴染めない杉元のやり取りです。
なかなかにこの2人は合わなそう。というより鯉登少尉が結構一1人前に行ってしまう様な人物なのでそこがちょっと月島軍曹ですら可哀想と感じる部分です。
あまり感情を顔に出さない月島ですが、その苦労が目に浮かぶようです。至る所で喧嘩になったり、口論は当たり前な2人のやりとり。激しいですがそこが面白いです。
第2話はどうなる?
1話の終盤では謎の男性が杉元たちを見守っているシーンが出てきます。
ここから怒涛の男らしい殴り合いの展開が巻き起こるのでは!?と息を飲んで楽しみにしています。
彼は一体誰なのか、杉元たちにどう関わってくるのか!?スチェンカの結果は?等気になる展開が待ち受ける次回がとても楽しみですね!