ゴールデンカムイ 前話の内容(おさらい)
南樺太に降り立ちアシㇼパを追い、先を急ぐ杉元一行。その途中でエノノカからよく喋るロシア人に借りた犬を奪われてしまいます。
犬を返すように交渉する中で、その中で樺太に網走監獄からの脱獄囚が来ていることを知る杉元一行。
そんな中であるロシア人をボコボコにしてしまいます。彼はスチェンカと呼ばれるロシア式の殴り合いであり、ロシア語では「壁対壁」と言う意味のスチェンカの出場者だったのです。
初めは責任を取り、杉元のみ出場させるつもりだった他の3人。話の延長で日本人がロシア人に勝てないと馬鹿にされた他の3人も一緒に殴り合いの試合に参加することに。
第2話のあらすじは
そんな中ロシア人をぶちのめす様を見ている男がいます。それに気づいた杉元は男を追いかけ、握手をします。
日本人の彼は岩息舞治と名乗ります。杉元も岩息もその握手で本能で強さを感じ取り、再び会うを約束するのです。
後日スチェンカで賭けている人間の間で日本兵が噂になりつつあり、刺青の囚人もそのことを耳に入れた様子と聞く。
そうして杉元たちはスチェンカに再び出ることに。そこに先日会った岩息が。服を脱ぐとそこには刺青が。
試合が始まり、次第に杉元に変化が起きるのです。その変化は・・・。
第2話の感想と見どころ
この回では岩息舞治が登場。前回も終盤で少し顔と声を出していましたが、まさかのキャラクターに困惑すること間違いなし。
牛山のような肉体に宿る少女の様な輝きに見た人は魅了されるか引くかのどちらかだと思います。私は勿論引きました。
アシㇼパさんがあまり出てこないこの回、エノノカが樺太アイヌの伝統である仕置の仕方を教えてくれるのですが、その顔はまるでアシㇼパさん。
こんな風に合いの手を入れてくれる存在が必要だと感じます。それはきっと杉元も同じで、だからこそ樺太まで追いかけて来てるんだろうな、と感じる部分が沢山あります。
他に最も笑ったシーンは、
- 何故か毎シーズン存在する裸の付き合いシーン
- ロシア式のバーニャに男4人揃っってこちらを見ているシーン
なかなか破壊力があり、腹を抱えて笑ってしまいました。
こんなに笑わせてくれるギャグパートとシリアスな部分が同居するアニメを他に知りません。
また1話でも出てきたクズリがまた登場。
この動物はとにかく大きなものを襲うのが趣味なのか?と問いたくなるほど大きいもの=鯉登少佐や岩息に襲いかかっているのが不思議でした。
見どころは杉元の変化
スチェンカによって殴られすぎた杉元。正気を失ってしまいます。
それを受け止める岩息が感じ取った杉元の秘められた気持ちにとても哀しみを感じます。
他にもあることでチカパシの成長を見ることができるシーンがあります。
谷垣は何故か毎回全裸なのが突っ込みたいのですが、とても面白いのでここも見どころです。
他にもみどころは岩息のキャラクターに面白さと不気味さの同居。
そのシーンがアニメだと余計にキラキラしていて面白いのです。
是非漫画で読んだ方にもアニメでご覧頂きたいシーンです。
岩息と杉元のスチェンカは本当の人間同士のような殴り合いのリアルさでとても凄いと感じます。
それと同時にあるアニメの一部をパロディとして使用しています。そのアニメを是非ご自身の目でご覧頂きたいです。
そしてようやく元気なアシㇼパさんの顔を見ることが叶うかも!?
そんな見どころ満載の第2話です。
次回の展開予想は!?
次回は普段ほとんど自身のことを語らない月島軍曹の過去が描かれる様なのですが、普段あまり感情を表に出さない彼はどうしてそうなってしまったのか。
戦争がそうさせたのではないか、と私は思っていますが真実はどうなのでしょう。
そして月島軍曹の過去に鶴見中尉が深く関わっている様子。
彼はいったい何をしたのか。
いご草とは何かがとても気になる第3話。
次回がとても楽しみです。