月島軍曹の過去にはある秘密が!実は彼は元・・・!
ゴールデンカムイ 前話の内容(おさらい)
スチェンカで戦い、杉元の苦悩を感じ取った岩息。彼は極寒の外でも杉元と戦った後、ヴァーニャの中でアシㇼパのことを見たと語ります。
そこで彼女は杉元は絶対に死んでいないと語っていたと言うのです。その頃アシㇼパは海でトドを捕獲している最中でした。
第3話のあらすじ
樺太にある狐の養狐の飼育場にアシㇼパ一行は来ています。そこでは前回取ったトドの肉を売りに来ていたのです。
そこにいる狐たちは全て銀狐であり、毛皮として育てられています。キロランケは飼育場の男性に樺太アイヌの村があったかどうかを問います。
彼はこの飼育場を作った頃にはもう無く、かつてはあったと告げられます。
アシㇼパは知人がいたのかどうかを問う。するとキロランケはここにかつてアシㇼパの父であるウイルクの生まれた村があったのです。
村は日本とロシアの間ですり潰されてしまったと語ります。
生き残ったアイヌは自分の村に戻ることが出来ず、散ってしまったとかつてウイルクは語ったと伝えます。そして北海道アイヌもその聞きに瀕しているが、光があるとアシㇼパに話して聞かせるのでした。
狐を見つめるアシㇼパの後ろで、尾形はのっぺら坊の正体がウイルクで間違いないとキロランケに伝えます。
ウイルクはアシㇼパだけが知る暗号を残したことを突き止めている2人。その暗号を思い出させるためにキロランケは樺太に連れてきたのでした。
自分たちに有利になるように、アシㇼパ自身から暗号を教えてくれるように、と。
その頃、網走監獄での戦いで右腕を吹き飛ばされた二階堂は、杉元が死んだと聞かされ、布団に篭ったままになっているのですが・・・。
第3話の感想と見どころ
この回ではまずアシㇼパの父、ウイルクの知らない部分が語られます。
そこでアシㇼパは何かを感じ取っているのを感じます。そしてキロランケと尾形の黒さが浮き彫りになる回でもあります。
やはりキロランケも金塊を狙っていたのでしょうか。そんな疑問が浮かぶシーンの一つでした。
キロランケは登場時から怪しいのですが、尾形はいつもフラフラとしている感覚があるので、特にこのシーンは何とも思えないのが悲しいです。
他にも月島軍曹の過去の話、彼が実は死刑囚であったことはかなりのどんでん返しだと感じました。だからこそ彼は目に生気がないのか、とも感じます。
そしてこの回によってどうしてこんなにも月島軍曹が鶴見中尉の右腕として全てを投げ出そうとするのか、分かるシーンでもあります。
そして鶴見中尉にも是非注目して欲しいですが、獄中にいる月島軍曹と話をしている鶴見中尉はまだホーローのカバーを付けておらず、かなりのイケメンの表情が伺えます。
かなり素敵です。
そうしてラストの方まで視聴すると、月島軍曹がえご草ちゃんを本当に大好きで、今もきっと思っているんだろうな、と感じて切なくなる回でした。
どんなに好きでも結ばれることもなく、きっと心のどこかに密かに置いてある存在になったえご草ちゃん。そんな月島軍曹の決意がとても素敵に見えるシーンでした。
見どころは鶴見中尉の月島軍曹に対する情報戦
一体どれが真実なのか、本当に分かりません。
実際病床で語っているのが真実なのでしょうが、どこまでも自身の計画に必要な人間のためならなんでもするのが鶴見中尉です。
実際に戦争時、えご草ちゃんのことを伝えてきたのが一体誰なのか、気づいた時とても恐怖を感じます。是非ご自身の目で確かめて欲しいです。
この回では所々で鶴見中尉が笑うシーンがあります。
それの意味を知る時、本当の鶴見中尉の姿を知ることになるのです。
それが恐怖であるのか、それとも信頼感に変わるのかそれは視聴した人によると思います。是非これも見どころとしてオススメです。
第3話は色々な意味で見方が変化する人たちが沢山います。是非それをご自身の目で視聴していただきたいです。
他にも笑いどころとして久々に出てきた二階堂と鶴見中尉のやり取り。かなりのギャグパートなのでそこも良いです。
そして銃や武器を作る有坂閣下のテンション高めの登場も面白おかしく、是非とも見て同じところで笑っていただきたいシーンです。
次回の展開予想は!?
次回第4話は杉元がまさかの腹キリショーに出るというのですが、まさか実際に腹を切りそうな杉元が予想されます。彼なら不死身の杉元として生き残りそうな気がするのですが、どうなっているのでしょうか!?次回第3話もとても楽しみです!