吹雪の遭難!?杉元が口にした懐かしい物とは・・・!?
ゴールデンカムイ 前話までのあらすじ
前話で尾形は一晩中国境警備隊員のヴァシリ戦い、体調を崩してしまった尾形。彼の目には死んだ腹違いの弟・勇作の幻影が見えているのです。
そしてようやく意識を取り戻した尾形の前には、勇作と同じく、人を殺さず清いまま、美しく生きようとするアシㇼパがいるのでした。
体調の戻った尾形を連れ、再び旅立つ中でキロランケは白石にここで別れることを提案します。
一度は了承した白石だったのですが、杉元との約束を忘れられず、アシㇼパを陰ながら守ることにする白石。再び一緒に旅に出るのでした。
第7話のあらすじ
アシㇼパの足跡を追いかける杉元一行。しかし吹雪の中でエノノカや鯉登少尉の乗るソリと、リュウがひくソリが別れてしまうのです。
そして仕方なく谷垣の指示で地面を掘り、浅い穴の中で日を起こしそこに横になる杉元一行。
そこで谷垣は自身の手作りのかねもちを杉元とチカパシに分け与えるのです。すると杉元はその味に覚えがあると告げます。しかし谷垣はオリジナルのかねもちであり、そんなハズはないと突っぱねます。杉元一行とはぐれた鯉登少尉たちは、牛を買っているロシア人夫婦に助けを求めます。するとそこでロシア人の夫はあるものを拭くように告げます。
吹雪の中、杉元は過去の走馬灯を見ます。その中にはアシㇼパの姿もあり、彼を呼ぶのです。
第7話の感想と見どころ
第7話はついに話が動く、ロシアの監獄にいる女性・ソフィアが出てきます。彼女が出てくることによってどうなるのか。そしてなんだかキロランケの回想と今の彼女が全く別人な気がするのですが、一体どうでしょうか。
しかし今回の話はなかなか面白く、ロシアということでやはり豪雪なのだなと感じました。こんな中で遭難して死なないのは、やはり谷垣のマタギとしての知識が大きいと思います。杉元はいつもなんだかんだ言って良い人と行動を共にしている気がします。
そして面白い部分と言えば、極寒の地・ロシアでトンカチを手にくっ付けてしまった鯉登少尉。まさかの溶かすための尿をかける気になる杉元に追いかけ回されるなど、なかなかギャグ路線も健在です。
同時にアシㇼパさんはところどころで父との思い出を回想するシーンがあり、本当に愛されて育ったのと同時に、ウィルクはアシㇼパさんをゲリラとして戦えるように仕込んだとは本当なんだろうな、と感じ取るシーンも多々あり、ほっこりする反面、なんだかウイルクも勝手な人なのかもしれないと思いました。
割とキロランケもどうしたいのかが分からないからこそ怪しく少し怖い部分もありますが。尾形も何かを感じ取り、つぶさにアシㇼパさんを監視している辺りは怖いかなぁとも思います。
見所はソフィアの格好良さ
背中を鞭打たれても苦しみもしない、あまりにも格好よすぎる彼女の背中です。一体彼女には何が起きていたのでしょうか。とても気になります。
そして何か背後を気にする尾形。彼には追いかけてきている杉元が見えているのでしょうか。かなりこの気になるシーンを是非ご自身の目で見ていただいたいです。
また月島軍曹がロシア人夫婦と約束した娘の行方捜査の話、実は優しい彼を見ることができます。ほとんどのシーンがあまり感情を表に出さず、そんな人間性があったのか・・・と驚かされるシーンがあり素敵です。
他にも尾形の噂をする鯉登少尉、彼の言葉の中で山猫と呼ばれる由来を聞く杉元も一言、「本当にくだらねぇ」というシーンは杉元の人となりを表していて本当に彼は良いやつなんだな、と思いました。
次回の展開予想は・・・!?
今週の話のラストでキロランケとソフィアの手紙のやり取りが公開されています。
もしかして彼女を助けにキロランケはやってくるのか、またしても監獄に入り込むのでしょうか。
次回もとても楽しみですね!