江戸時代から続く男同士の戦い!その時土方は・・・!?
ゴールデンカムイ 前話までのあらすじ
前回危なく遭難するところだった杉元・谷垣、そしてチカパシ。危ないところで灯台に住むロシア人の夫婦に助けられます。
そこで月島軍曹はロシア人夫婦の失踪した娘を探しているとの話を聞き、旅の道中でその娘を探す提案をし、杉元はそれを了承し、夫婦のところから写真を借りていく。
それと同時にもしアシㇼパがやってきたら自身の生存を知らせて欲しいと告げ、先を進むのだった。
その頃、アシㇼパは父・ウィルクの知らない話を聞き、その延長でキロランケやウィルくを先導した活動家・ソフィアの話を聞き、現在は亜港監獄にいる彼女に会うことを決心するのだった。
第8話のあらすじ
網走の鶴見中尉は集まった刺青人皮を広げ、その解読をしようとしてる。しかしそれあアシㇼパにしか分からないと知っており、それを宇佐美に話すのだった。その頃の杉元はアシㇼパがかつて刺青人皮を写している時に語っていたことを思い出すのだった。
それと同時、釧路に降り立った土方。そこで働く女性たちに何かの爪か植物を見せている。それは網走監獄で拾ったものであり、犬童天獄が隠し持っていたものだった。そこでアイヌの男性・キラウシに声をかけ、彼のコタンへと向かう。
そこでシシャモを口にし、初めてその何か分からない物が海鳥のエトゥピリカの嘴であると告げる。そしてその鳥は根室にしか生息していないと言うのだった。
そこで土方は土井新蔵は偽名であり、本名は人斬り用一郎という男であり、幕末の京都であった事があると言うのだった。
彼は根室におり、耄碌しており日常生活も上手く送ることの出来ない風になっていました。
第8話の感想と見どころ
この回では久々の土方が見られます。とても男臭い感じの回でしたね。原作でもかなりファンが多い回であり、アニメで是非見たかった回です。
人斬り用一郎としての過去があるだけに、妻を攫われた過去もあり、なかなかにヘヴィな人生を送ってきた用一郎。アイヌの女性と結婚し、少しは幸せで普通の日常がそこにあったのでしょうか。
しかし覚醒した用一郎は圧倒的に強く、格好良かったです。目の前の物は別の物に見えているのはなんだか過去に囚われているのが辛い部分ではありますが。
そして自身の死に場所を探してる用一郎。なんだか寂しい最後な気がしました。久々の牛山も相変わらずの激しさで素敵でした。なんだか今回は最近あまり見なかったキャラを多く見ることの出来る回でとても良かったです。
しかし原作よりもやはり動きがある分、殺陣のシーンは素晴らしく、それを見つめる若き土方。その対比がとても素敵でした。用一郎の天誅を行ってきた理由があまりにも悲劇的で、それを目の前にする鹿、どうも悲しい気持ちも感じてしまうシーンでした。
土方が何かを悟った瞳がもう叙情的でしたし、自分の理想を語る部分はかなり素敵でした。
用一郎の前に妻が立った時の用一郎の表情がとても印象的な回でした。
色々考えさせられる回でもありました。
今回の見どころはなんと言っても、土方と用一郎の対峙シーン
かつては因縁の相手同士であり、その身を追われる立場だった用一郎の軽口がかなり土方を挑発します。
その軽口にも土方は乗らず、静かに彼を追い詰める様は歴代の戦いを掻い潜ってきた戦士の姿そのものです。
最後を見届ける土方の格好良さに惚れてしまいそうです。是非自身の目で確かめて頂きたいです。
そして用一郎が最後に目にした妻の表情、その顔は一体どんな顔だったのか、そこも合わせて見ていただきたいところです。
他にもまさかの尾形の口から新たなアイヌ語が飛び出した時のアシㇼパさんの喜びよう・・・。是非ご覧頂きたいです。
尾形ファンの私はかなり興奮してアシㇼパさん状態でした。
次回の展開予想は・・・!?
次回はそろそろ本格的にソフィアを脱獄させる計画が始動するのでしょうか!?
キロランケの考える脱獄の方法とは一体・・・!?
かなり気になる展開で次回も楽しみですね!