ゴールデンカムイ 第三期で杉元やアシリパが駆け抜けた舞台はどんな感じだったのか!?北海道から部隊は樺太へ…!その全貌を少しだけ調べてみました!
ゴールデンカムイは北海道アイヌであるヒロイン・アシリパと和人であり元は関東から砂金を取って金にしようとやってきた元陸軍の軍人・杉元が駆け抜ける冒険漫画です。
漫画の中には沢山の北海道に関する知られざる歴史や、アイヌの生活様式を知ることが出出来る場面が散りばめられています。
第三期では舞台は北海道から、樺太へ。樺太やロシアの生活様式を知ることのできるなかなか貴重なアニメです。今回はその第三期の舞台になった場所を少しだけお教えします!
アシリパを追って杉元が向かった樺太とは?
昭和20年まで北緯50度線を境に、南半分を樺太(カラフト)として日本領とし、北半分をサハリンとして当時のソビエト連邦が統治していました。
ゴールデンカムイの時代は明治末期ですので、この頃はまだ日本領として沢山の日本人が暮らしていました。
戦後にこの島から帰還した日本人が沢山おり、北海道に住んでいる人の中でも樺太の引き上げ民は沢山見受けられます。筆者の祖母も実際樺太の出身者であり、引き上げ民の一人。ですので第三期は見たことはないのに、何故か懐かしい気持ちを感じてしまいました。
土方たちが一時的に留まっていた網走監獄の恐怖
現在も北海道・網走に現存する監獄です。現存とは言っても、改築をすることになったために移築され、現在は博物館としてその名と存在を残しています。
第二期で大分壊されてしまった舞台でもあり、アシリパさんと杉元が分かれてしまうきっかけになってしまった場所でもありますね。
土方が最後を見届けた男がいた港町、根室
土方歳三が追いかけたその男、人斬り用一郎がアイヌ人であった妻を看取った後に流れ着いた港町・根室。用一郎が最後を迎えた場所は花咲岬ですね。その前にある放射状の岩は根室車石と呼ばれるものです。ここはかなり風景も良く、かなり寒いです。北海道の道東は年中寒いので、真夏に見るとちょうど良さそうな場所です。
釧路にも立ち寄っていたため、かつての木造であった幣舞橋も描かれていました。現在は4つの季節を象徴とする銅像が置かれる美しい橋がかかっています。
ソフィアとアシリパの出会う、亜港
北樺太(北サハリン)西海岸の代表的な都市であり、ロシア語ではアレクサンドロフスク・サハリンスキーというらしいですね。
サハリンとは良く聞きますが、ここからだったんでしょうか。どこから聞いて知っているのか筆者も分かりませんが良く聞く名前がゴールデンカムイで出てくるとかなり面白いですね。
元は流刑地であったことが知られていますね。
長谷川写真館があったウラジオストク
かつては狼がいたりと、なかなか自然に囲まれているところですね。ここで長谷川とキロランケ・ソフィア・ウイルクの三人は出会います。そして悲劇も起きてしまった場所でもありました。
ロシアの極東部に位置する都市ですが、日本から一番近いヨーロッパと呼ばれる場所でもあり、現在はその美しい街並みが有名です。
国境ではもしかしたら、ヴァシリに狙われる!?
国境を越えようと画策したキロランケ一行を待ち受けた国境警備隊・ヴァシリ一行。ここで尾形とヴァシリの戦いが始まりました。かなりしびれる回であり、スナイパーvsスナイパーという豪華なものを見せてくれる素晴らしい舞台になりました。第三期にはそんなところがたくさんあり、かなり見ていて楽しませてくれる存在ばかりでした。
この国境線は北緯50度線を日露戦争後にロシア領と日本領に別れたことで存在していました。
ゴールデンカムイ第3期の聖地まとめ
北海道を飛び出し、樺太やロシア領まで向かってしまうゴールデンカムイ。その存在感と歴史の書き込み方に凌駕されてしまいます。
今回はゴールデンカムイの第三期に登場してきた舞台について少しだけ調べてみました。読んでもう一度視聴するとその歴史に驚かされる部分もあるかもしれません。
是非第4期も期待したいですね!