半妖の夜叉姫10話の内容おさらい
妖怪騒ぎのあった村に辿り着いたとわ達。村人によると、2匹の妖怪が争い、村崩しにあっているとのこと。
その妖怪は、一つの卵から二つの頭を持って生まれるという金禍と銀禍。強い方がもう一つの頭を食らうという禍一族。
禍一族の退治を頼まれたとわ達でしたが、金と銀の虹色真珠を奪おうと金禍銀禍がとわ達に取り憑いてしまいます。
兄弟妖怪に取り憑かれたとわとせつなが戦い合った結果、瞳の虹色真珠を奪われてしまいました。
金禍と銀禍は、一族の頭領の女禍に虹色真珠を献上しようとしますが、女禍は銀禍を攻撃。妖力を増した金禍と銀禍を、虹色真珠ごと食らおうとします。
女禍に捕らわれた銀禍を金禍が助けようとしますが、上手くいかずとわ達に助けを求めます。
金禍はせつなの長刀に炎を纏わせ、力を増したせつなの攻撃によって女禍を滅することに成功したのでした。
女禍は殺生丸に復讐を目論んでいましたが、その真相は謎のまま滅んでしまいました。
第11話 人喰い沼の呪い
人も獣も鳥も喰い、何かが潜んでいる人喰い沼。
退治に向かったとわとせつなは、沼近くに住む彦丸と千代の兄弟と知り合います。
2人の両親も沼の犠牲になってしまったとのこと。
千代達を家まで送り届けたとわ達は、兄弟のおばあさんから泊まっていくよう勧められます。
彦丸達から、沼に「毒蛟」という妖怪が棲み着いていることを聞くとわ達。
一方、帰ってこない2人を心配していたもろはは、沼近くでとわ達と合流し、妖怪退治に加わります。
(アニメ 半妖の夜叉姫 公式サイトより)
アニメ 半妖の夜叉姫11話の見どころと感想
毒耐性が異なるとわとせつな
今回は、犬夜叉コミックス40巻第8話、43巻第5話にも登場していた、毒蛟と沼渡が登場しました!
毒蛟が毒霧を、そして沼渡が毒液をとわ達に浴びせてきました。
攻撃を受けた様子から見ると、もろはには毒耐性がないようでしたが、とわには毒霧に耐性が、せつなには毒液に耐性があるようでした。
過去作の犬夜叉には、登場人物によって毒耐性の違いなどはなかったので、新しい設定がとても新鮮でした!
それぞれの耐性の違いは、今後強敵と戦う時にも大きく響きそうですね。耐性を活かして協力しながら戦う姿に期待が高まります!
そしてここ数話を見ていると、戦い方や3人のキャラクターがはっきりしてきたように感じます。
妖怪を目の前にすると、先行して攻撃をするのがもろは、もろはが一撃を受けるとせつなととわが攻撃するという流れが多い気がします。
何も考えずに突っ走り、攻撃されて嘆くもろはの単純さが可愛くてなりません!
とわとせつなも、初めの頃はそれぞれがただ攻撃するという印象でしたが、最近は協力して立ち向かう姿が増えてきていると感じます。
また今回は、攻撃前にせつなの瞳も輝いていましたが、あの真珠の輝きは攻撃にどんな影響を与えているのかも気になるところです。
今後3人が敵とどう戦っていくのか、そして戦い方に変化が見られるのか…。これからが楽しみです!
少しずつとわに歩み寄るせつなの心
第11話は、主にとわとせつなの2人に焦点が合わせられた回だったように思います。
彦丸と千代の兄弟がもめているところに最初に飛び込んでいったのは、意外にもせつなでした。
せつなの行動から、ひそかに他人を思いやる心を持つ殺生丸や、困っている人を放っておけないりんの血を受け継いでいるように感じました。
感情をあまり表に出さないクールなところも殺生丸に似ていますよね!
そんなせつなですが、前回過去の記憶を思い出したからなのか、少しずつとわに寄り添う姿勢が見られ始めているように感じます。
ツンデレなせつなは、とわのアプローチに素直には応じませんが、沼に倒れたとわに手を貸したり、一瞬ハイタッチをしようとしてみたりと、ほんの少しの描写ですが2人の距離の縮まりが感じられて嬉しく思いました!
せつなが沼渡を倒した後、「とわ!あとは頼んだぞ!」とせつながとわに投げかけた台詞からも、2人で協力して敵を倒しているように感じられて微笑ましかったです!
これからさらに2人の心の距離が縮まっていくと思うと、ますます今後が楽しみになりました!
次回の展開予想
次回は、いよいよとわが朔の日を迎えます!予告を見る限り、とわが黒髪になったのは朔を迎えた日の夜でした。
そして、過去の犬夜叉と同じように、朔の日は妖力を失ってしまうようですね。
とわが朔の日を迎えるということは、せつなやもろはもいずれ朔の日を迎えるかもしれません。
せつなやもろはは、いつ朔を迎えるのでしょうか…?てっきり3人同時に人間の姿になると思っていたので、予想と違っていて驚きです!
もしかしたらせつなやもろはには朔の日が無いという可性も捨てきれませんね!
もともと黒髪に近い髪色のせつなやもろはが、朔の日を迎えるとどんな姿になるのかも楽しみです!
次週は、再び現れた強敵・渾沌と関連した物語になりそうです。朔の日のとわがどう立ち回るのか、そして渾沌に3人がどう立ち向かうのか、今から楽しみです!