半妖の夜叉姫19話の内容おさらい
関東官管領家に呼び出された翡翠は、姫の愛矢から「合戦に勝利すれば召し抱えにしてやろう」と持ちかけられます。
頭の琥珀の不在中に勝手に引き受けた翡翠はせつなに相談。
せつなはとわに内緒で荷担することに。
合戦相手は賞金稼ぎの一団で、その中にもろはが入っていたからです。
合戦当日、出がけに口を滑らせるもろは。
とわはもろはを心配してせつなを探し始めますが、当のせつなは退治屋達と共に合戦場で賞金稼ぎの一団と対峙していました。
せつなは、退治屋の一員として参戦していることをとわに伝え、止めるならば容赦はしないととわに刃を向けます。
とわに攻撃を仕掛けるせつな、それを庇いもろはがせつなと戦うことに。
そこへ1つの爆弾が飛んできてもろはを追いかけますが不発。なんとそれは爆弾に扮した竹千代だったのです。
草むらに吹き飛ばされた偽のもろはの元へ駆け寄るとわの前に、本物のもろはが現れます。
翡翠やせつなが現れ、今回の合戦は全て仕組まれたものであったことを打ち明けられました。
そこへ琥珀も現れ、召し抱えの話は全て姫の愛矢によって企てられた偽の話だと聞かされます。
この儲け話の全ては、過去にもろはに着物を汚された腹いせとして愛矢が企てた計画だったのでした。
第20話 半妖の隠れ里 あらすじ
ある谷へ向かうせつな。ついてきたとわは、そこがかつて幼いせつなが暮らしていた里だと教えられます。
そこは百鬼蝙蝠と人間の間に生まれた半妖・紫織が結界を張って守り、多くの半妖の子供たちを匿っていた隠れ里。
せつなはその里でしばらく暮らした後、楓の村で暮らすが、再び隠れ里へ戻っていました。
だが、ある日、結界を張る妖怪が妖力を失うのが蝕の日だと調べをつけた蛾ヶ御前が手下を連れ、半妖の子供たちを食おうと襲撃してきます。
(アニメ 半妖の夜叉姫 公式サイトより)
アニメ半妖の夜叉姫20話の見どころと感想
せつなの過去と残された記憶
とわを隠れ里のふもとまで連れてきて、せつなが自分の過去について語り始めるところから始まった第20話。
せつなの記憶はどこまで残されているのか、そして幼少期のせつながどのようにして過ごしてきたのかが気になる回でしたね!
話によると、せつなの中には、火事でとわと離ればなれになった後からの記憶が残っているようでした。
そのことから考えると、せつなの中からとわと一緒にいた記憶を消し去りたいため、何物かが記憶を奪ったと思われます。
せつなの記憶を奪ったとされる夢の胡蝶については、麒麟丸や殺生丸、りんが深く関与しているようなので、その辺りの人物が関係しているのではないかと思います。
今回、せつなの一番古い記憶が火事の後からであることが判明したというだけで、一気にもやもやしていたものが晴れたような気がします!
そして予想通り、幼少期のせつなは半妖の紫織に引き取られ、しばらく里で暮らしていましたね。
しかし、阿吽がしゃべるような振りをして邪見がせつなを誘導していた点については、予想が及んでいなかったので、面白い展開でした!
これも全て後ろで殺生丸が指示しているのかと思うと、直接関与していなくても殺生丸のせつな達を守りたい思いが伝わってくるようで、なんだかほっこりしました。
度々せつなのもとに届いた達筆な文は、一体誰が書いたのでしょうか…?
“おまえ”と書かれていたので、殺生丸が書いたものを邪見が届けていたのかもしれませんね。
画面上で描かれていない裏の物語の想像が膨らみ、見ていてとても面白い回でした!
今後、その裏の物語についても描かれていくことを期待しながら、楽しみに見ていきたいと思います。
せつなと弥勒について
今回、紫織が妖力を失う蝕の日に蛾ヶ御前がやってきました。そこへなぜか弥勒と八衛門も登場していました。
3年前ということだったので、この時弥勒はまだ千日修行をする前の話であったことが分かります。
修行のためにたまたま近くまでやって来たにしては、蛾ヶ御前についてよく知っている様子だったので、偶然居合わせたわけではないのかもしれませんね。
そして紫織と弥勒が知り合いなのは分かりましたが、弥勒が「せつな!」とせつなを知っている様子だったことに疑問を感じました。
物語では描かれていませんが、せつなと弥勒は過去にどこかで出会っていたのでしょうか…?
珊瑚から名前だけ聞いていたとしても、成長したせつなを見てそれがせつなであると
断定するには、過去に出会っていなければできないのではないかと思います。
過去回で翡翠とともに弥勒に会いに行ったせつなは、なかなか思い出せないくらい弥勒の記憶が薄かったようなので、せつなが弥勒と初めて出会ったのがこの時であった説が濃厚ではないかと思いました。
弥勒がどこでせつなを知ったのか…。その辺りが今後描かれて行って欲しいですね!
そして今回の蛾ヶ御前との戦いは、妖怪化したせつながあっという間に倒してしまったので、弥勒が千日修行をするきっかけにはなっていないことが分かりました。
弥勒が千日修行を志すきっかけとなった戦いは他にあるということですね。弥勒についてはまだまだ隠された物語がありそうです!
次回の展開予想
次回のタイトルは「虹色真珠の秘密」ということで、物語の核心に迫るような内容になりそうですね!
未だ謎が多い理玖の私情が明らかになりそうなので、とても楽しみです!
理玖が虹色真珠を集めて何をしようとしているのかが明らかになってほしいですね。
予告の中にあった、“お世話になった姉さん”や“星を見るのが好きな主さん”とは一体誰のことなのか…?そして理玖と麒麟丸の関係とは…?
犬の大将が死んだ日に生まれたとされる虹色真珠についても、理玖が語ってくれそうな雰囲気でしたね。
第21話も様々な謎が明らかになりそうです!次回も楽しみです!