前回の内容おさらい
第4話、幼き頃に離ればなれになった双子の妹せつなの夢を取り戻すため、とわは現代に別れを告げることを決め、再び戦国時代へタイムスリップすることに。
もろはは、時代樹の力を取り込んだ根の首から戦国時代へ通じる道を聞き出し、3人は無事に戦国時代へと舞い戻ったのでした。
幼い頃から、娘のように大切に育ててくれた草太パパに別れを告げてまで、戦国時代に戻ると決断したとわの気持ちは、とても複雑であったと思います。
とわが戦国時代に戻ると決心できたのは、草太パパがとわのことを戦国時代から来た少女であると理解してくれていたこと、そしてとわの心の中には常に、生き別れたせつなの存在があったからこそであると思いました。
第4話は、とわの責任感と心の葛藤、妹を思う気持ちがよく表れている回だと思います!
第5話 赤骨御殿の若骨丸あらすじ
そして今回は、いよいよ戦国時代での生活が始まります。せつなととわは、人や獣の骨を抜き取る妖術を使う、怪しい若骨丸という童子の退治へ。
若骨丸は、父妖怪・檮杌を復活させるため骨を集めているところでした。
蚤妖怪・冥加によると、檮杌は大陸から渡ってきた妖獣4人の一人であり、それらを束ねているのが獣王・麒麟丸とのこと。
一方もろはは、かつて檮杌を倒したが、屍を取り損ねたということで再び檮杌の元へ向かい、そこでせつなととわに合流。3人で檮杌の待つ屋敷に乗り込んでいくことになりました。
もろはによれば、かつて檮杌を退治した記憶はなく、倒れている檮杌から赤色真珠を奪い逃げてきたとのこと。
赤紅を塗ったもろはは、国崩しの紅夜叉へと姿を変えて対戦に挑み、3人で若骨丸・檮杌を退治することに成功したのでした。
アニメ 半妖の夜叉姫 5話の感想&みどころ
赤紅の能力
今回の話の中で気になったのは、もろはが持つ赤紅についてです。
以前、もろはが檮杌から赤色真珠を奪った際、「檮杌を倒した記憶がない」と言い、3人の中では檮杌を倒した人物は別にいるのではないかという話になっていました。
でも本当に別の人物が檮杌を倒したのでしょうか?私は、赤紅を塗ったもろはが、国崩しの紅夜叉となって倒したのではないかと思ったのです。
紅夜叉となったもろはは、檮杌を倒した後に記憶を失い、丸一日寝続けていたのではないかと思いました。本当のところはどうなのか、とても気になるところです。
冥加によると赤紅は、犬夜叉の父が奥方の十六夜に贈ったものであるとのことでしたが、いつからもろはが使うようになったのか、謎は深まるばかりです。
赤紅を塗ると妖力が一時的に上がるとのことでしたが、どのようにしてもろはが赤紅を使うようになったのか、今後赤紅の謎について明らかになっていくのが楽しみです!
また、紅夜叉に姿を変えたもろはが、親である犬夜叉がよく使っていた技、「三魂鉄爪」や「飛刃血爪」を使ったときは、かつての犬夜叉の姿にそっくりで、過去作をとても懐かしく思いました。
これらの技は、紅を口に塗った時だけに成せる技なのか…。これもまた、赤紅の持つ能力の一つなのか気になるところです。
旅の僧侶は弥勒様!?
そして、せつなが檮杌にとどめを刺す際につぶやいていた言葉は、むかし旅の僧侶から聞いた言葉だと話していましたが、その僧侶の面影が弥勒様のような姿だったので驚きました!
もしかしたら弥勒様とせつなは、過去に何か関わりがあったのではないかと想像が膨らみます。
過去作に登場した主要な人物たちが、あらゆる場面でちらほらと面影を現したり、話に出できたりしているので、今後さらに3人の夜叉姫たちと関わりを持つようになることを期待しています!
次回の展開予想
さて今回は、もろはは一旦単独行動になり、賞金稼ぎのために檮杌のもとへ。とわとせつなは妖怪退治のために檮杌のもとへ。
目的は違いましたが、それぞれ行き先が同じで一緒に妖怪退治をしていました。
次回以降も、目的は様々ありながらも3人で一緒に行動するようになっていくのではないかと思っています。
3人が同じ大きな目的に向かって行動する日は来るのか…。次回以降も楽しみに見ていきたいと思います。