半妖の夜叉姫7話の内容おさらい
一人で夢の胡蝶を探しに出かけたとわは、理玖と名乗る謎の少年と出会います。
理玖は自分のことを陸に上がった海賊だと言い、怪しい者ではないと話しました。
初めは理玖に警戒していた様子のとわでしたが、次第に心を許し、道に迷っているという理玖に気前よく林檎をご馳走します。
理玖は林檎のお礼として、とわに本物の菊十文字だという刀を残していきます。
しかし、その刀は関東管領家から盗まれた物でした。
夜爪こと宗久率いる捕り方に捕まり、とわは関東管領・扇谷柊の屋敷に連れて行かれてしまいます。
管領家に捕らえられたとわを助けに、せつなともろはが向かいますが、その途中で妖怪・フブキが立ち塞がります。
フブキの本体はなんと捕らわれたとわのすぐ背後に!とわは妖気を嗅ぎ取り、フブキの本体を攻撃します。
その気を察したもろはが破魔の矢を討ち、とわと共にフブキの本体を滅することに成功したのでした。
第8話 夢ひらきの罠 あらすじ
関東管領家から逃げ出した妖怪・夜爪の行方を追うとわ達。
夜爪は四凶の一人・窮奇の砦に逃げ込みますが、窮奇は虹色真珠を夜爪に貸し、「夜叉姫どもの弱みを探れ」と命じます。
夜爪が使う夢開きの術で眠りに落ちてしまうとわ、もろは、竹千代。
せつなも同じ術を受けましたが、眠れないせつなに夢開きの術は効きません。
夜爪の目論見を見破ったせつなは、旋風陣で夢を攪拌します。
術にかかっている間、もろはは竹千代の過去の夢を、竹千代はもろはの過去の夢を、とわはせつなの胡蝶に奪われた夢を見たのでした。
(アニメ半妖の夜叉姫 公式サイトより)
アニメ 半妖の夜叉姫8話の見どころと感想
術によって見えたもろはの過去
今回の一番の見どころは、なんといっても次回予告にもあった犬夜叉とかごめの登場シーンでしょう!
犬夜叉ファンにとって、犬夜叉やかごめが登場するシーンは最も楽しみにしている場面なのではないでしょうか。
予告から推測して、犬夜叉やかごめはもろはの過去の記憶の中で登場してくるだろうと予想はしていました。
その予想通り、竹千代がもろはの夢をみて、その中に犬夜叉とかごめが出てきていました。
予告ではここまでの推測しかできませんでしたが、第8話を見てさらに明らかになったことが2つありました。
1つ目は、もろはが持つ赤紅はかごめが授けたということです。
犬夜叉の母の形見である赤紅が、どのようにしてもろはのもとに授けられたのかずっと気になっていましたが、8話でようやくはっきり分かりスッキリしました!
2つ目は、犬夜叉とかごめのもとに現れたのが、麒麟丸と殺生丸らしき人物であるということです。
かごめが阿波の八衛門狸に託したのは、幼き頃のもろはでした。
もろはをその場から遠ざけたということは、麒麟丸や殺生丸は何らかの理由でもろはを奪いにやって来たのではないかと推測できます。
犬夜叉達は、なぜもろはを手放さなければならなくなったのか…。予想が真実ならば、麒麟丸と殺生丸はどうしてもろはを狙うのか…。
もろはが一人で過ごすようになった経緯が少しだけ垣間見えて、過去にどんなストーリーがあったのか気になり、これからの展開がさらに楽しみになりました!
とわの発揮する力と葛藤
第7話までの中で、とわは妖気を嗅ぎ取る力や妖気だけを吸い取り攻撃する技などを繰り出し、少しずつ半妖としての力を発揮してきました。
そして今回も、窮奇との戦いの中でさらなる力を見せてくれました!敵から受けた妖気を菊十文字に集めて自分のものにする力です。
これまでとわは、自分で力をコントロールしているわけではないにせよ、順調に敵を倒してきたので、今回も1発で窮奇を仕留めるのかと思っていました。
でも今回は違いました。気迫が足りず、1度窮奇に跳ね返されてしまったのです!
とわが自分の力を思うように出せずに葛藤している場面は、今回初めて見たような気がしました。
過去の犬夜叉も、力を自分のものにするまでに幾度も葛藤をしていたので、とわもこれからたくさん葛藤しながら自分の力を高めてくのでしょうね。
そして葛藤の末に力を発揮したのは、せつながとわをかばって攻撃を受けてしまった時でした。
どうやらとわが力を発揮するのは、「せつなを守りたい」と強く思った時のようです。
今回はそんなとわの発揮する力を、せつなが少しずつ認め始めているようにも見えました。
これからとわがどのようにして自分の力を身に付けていくのか、そしてせつなととわの関係性がどのように変わっていくのか、とても楽しみです!
少しずつ明らかになる理玖の正体
第8話のオープニング後は、十兵衛と理玖が話をするシーンから始まりました。
十兵衛と理玖の繋がりは全く意識していなかったので驚きました!
2人の会話によると、十兵衛は過去に理玖から多大な報酬を受けていることや、十兵衛は四凶を殺すように理玖に依頼されていることなどが分かりました。
十兵衛が理玖からもらったと思われる緑色の玉のような物が何なのか気になりますね。
また理玖は、「四凶が嫌い」、「愛している者だけを殺す」など、色々と気になることを話していました。
その真相はまだ不明ですが、過去に理玖と四凶の間で何かがあって理玖が四凶を嫌っているということだけは想像がつきました。
過去の物語から、理玖は麒麟丸と関わりがあるのではないかと予想してきましたが、四凶を嫌っている点からしても、過去に深い繋がりがあったことは間違いなさそうです。
第7話で、ぶどうを食べて口に合わないと話している点や、とわとの場面で「主に打ち捨てられた物には過ぎた施しです」などと話していたことを考えると、麒麟丸と理玖は親子であったのではないかと思ってしまいます。
そして今回も、理玖が窮奇から虹色真珠を奪った時、窮奇が理玖を知っている様子だったことからも、親子説が濃厚になったように感じました。
今後、理玖と四凶との関連性が明らかになっていくのが楽しみです!
次回の展開予想
次回登場する冥王獣といえば、犬夜叉シリーズにも登場した大妖怪!
過去作にも登場した妖怪が出てくるのはなんだか嬉しいです!
冥王獣は妖怪の中で最も堅い甲羅持ち、最期は魍魎丸に取り込まれてしまった妖怪でした。
次回予告によると、その冥王獣は四凶に倒されたとのこと。次週は、大陸から来た妖怪との決闘シーンが見られそうです。
次回もとわが敵に刀を振りかざすシーンがあるようなので、とわの発揮する力に何か変化があるといいなと思います。次回も楽しみです!