2012年公開
全21話
主な出演者&役名
ソ・イナ役:チャン・グンソク
キム・ユニ役:ユナ
ジュン役:チャン・グンソク
ハナ役:ユナ
おすすめ度:
ドラマの時代背景と簡単なあらすじ
1970年、美術大学のキャンパスと2012年の二役を主役の二人が演じている。運命的な恋をチャン・グンソク×ユナで演じている。3秒で恋に落ちたと言ってすれ違う瞬間を映し出している。キャンパスですれ違い劇的な恋に落ちた瞬間である。
ラブレインの特徴と魅力
チャン・グンソクが美大生役を演じている。絵を描くシーンの真剣で本格的な様子は見どころである。出会いのシーンのユナが運命と言わしめる魅力を湛えていて良い。シーンにより漢字が違うのだが、出会いのシーンが良い。人目で恋に落ちるという設定とその瞬間の二人である。学園祭のシーンでギターを携え仲間とフォークソングを歌うシーンは、懐かしい光景のように思えた。1970年という設定は、日本ではフォークソングの全盛期だった。
ドラマの見どころ
1970年の設定で入隊宣言をするシーンがあるが、時代設定がややいい加減なように思う。恋心ばかりで進展せず別れる二人。青春の思い出に残る出会いと恋である。それから月日が流れ2012年。二役を演じる二人は、北海道で出会うことになる。各々の息子と娘が偶然北海道の地でバラバラに出会うという出来すぎた設定は、かなり不自然である。写真家とガーデニングを仕事にする2人だが、愛の告白のあと唐突な別れを切り出したり紆余曲折ばかりである。
登場人物の特徴
ソ・イナ役のチャン・グンソクは、美術大学で真剣に絵画を制作し、ギターを弾いてフォークソングを歌うなどさいのうを感じさせる若者役である。キム・ユニ役のユナは、ストレートのロングヘアーが似合う清純派女優1970年版という感じだ。
ジャン役のチャン・グンソクの頼りない感じが、現代版らしい。ユナが別人のようにファニーなキャラクターであることも特筆に値する。二役というのは、同じ人が全く別の人(このドラマでは息子や娘だご)を演じることで別の設定というもののだいごみをあじわえる。
見応えのあったシーン
やはり1970年の最初の2人の出会いのシーンが印象的である。制作に打ち込む芸術家気質のチャン・グンソクと高嶺の花の風情のユナとすれ違う時、劇的な恋に落ちたという設定が良い。3秒で恋に落ち運命が変わったというドラマならではの劇的演出が良いのである。キャンパスという青春の象徴での出会いの瞬間となることも良い。キャンパスの外に出ないことで閉鎖性と運命の恋というものが成り立つのである。恋とは小さな秘め事である。
まとめ
運命の恋というものをドラマで堪能したい。二役親子二代にわたる恋模様となるが、そうした親子何代というドラマ独特の親子という血の絆というものが劇的に盛り上げる恋模様というものを堪能したい。親子という長いスパンで恋物語というのは、テレビドラマ的な飛躍ではないかと思う。テレビドラマ的な飛躍を二役で展開するというのが見どころだ。同じ人とは思えない!女というのはこんなにも変わるものなのか!感嘆するシーンがある。