今回はTVアニメ「憂国のモリアーティ」の1話「伯爵の犯罪」のネタバレと感想を紹介していきたいと思います。
お時間のある時にお気軽にご覧ください。
#01 伯爵の犯罪あらすじ
19世紀末、イギリス。少年ばかりを狙った連続殺人事件がロンドンの市民たちを脅かしていた。
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティは、被害者の共通点から犯人がとある貴族であることを探り当てる。
特権階級の立場を利用し、弱い立場の少年たちを慰み者にする殺人犯を断罪すべく、“犯罪相談役(クライムコンサルタント)”であるウィリアムが作り上げた計画は……。
(TVアニメ「憂国のモリアーティ」公式サイトより)
今回の見どころ
とうとう放送が始まった「憂国のモリアーティ」。
全体的にとても面白かったのですが、今回の見どころは個人的に二つあります。
1.新聞記事から導き出した犯人像
やはり一つ目の見どころは新聞記事から犯人像を導き出すシーンですね。
「人は見たことのないものは欲しくならない。目にしたものを欲しくなる。」という人間の性を根底に置きつつ推理していきます。
まず親の職業が時計屋、帽子屋、宝石商、厩舎の馬丁、仕立て屋、そして親の職業は不明ですがメッセンジャーボーイと貴族もしくは上流階級御用達の店の子供が被害にあっているという共通点を導き出します。
そして犯人は好みの獲物を探し歩いたのではなく自身の生活範囲内で目にしたものを獲物として見定めているという結論を出しました。
普通はそこまで考えが及びませんし、警察も手こずっている事件の犯人を瞬時にしぼり込むことのできる頭脳がすごいですよね!
2.息子を殺害された父の復讐
二つ目の見どころは1話終盤の復讐のシーンです。
犯人へと復讐したいと考えていた仕立て屋の店主に復讐を行う場を提供するだけではなく、その復讐を世間の誰にも知られることなく終わらせてしまう手腕に驚きを隠せません。
そして「事件があった痕跡を消してしまえばそれは事件として認識されることすらない。つまり完全犯罪さ。」という発言には鳥肌ものです。
自身の地位や兄弟の協力があってこそとは言えますが完全犯罪をなすことのできるモリアーティの天才的な頭脳に驚きっぱなしの1話でした。
憂国のモリアーティ 第1話 感想
憂国のモリアーティの1話見てみました!
作画も綺麗ですし、モリアーティの推理は気づかないような些細なことに気がついていたのでとてもすごいですね。
モリアーティサイドのストーリーは珍しいなと思いつつやはり犯罪サイド側のストーリー展開なのだなと改めて認識しました。
しかし裏を返せば最終的にはバッドエンドで終わってしまうのでは…?と考えてしまいますね…。
予告では次回はモリアーティの幼少期の話のようですが、孤児のような表現があったのでどのような経緯で伯爵の養子になったのか気になりますね。
次回は今のモリアーティになるまでが語られるようなのでとても楽しみです。