TVアニメ「憂国のモリアーティ」の3話「緋色の瞳 第二幕」のネタバレと感想を紹介していきたいと思います。
お時間のある時にお気軽にご覧ください。
#03 緋色の瞳 第二幕あらすじ
アルバートの推薦でモリアーティ家は孤児の兄弟を養子に迎えた。
しかし養子といえど下級階級(アンダークラス)出身者。
真の「貴族の子ども」に成り代わることはできない。
家族どころか使用人たちさえもふたりを見下し虐げる様子に、アルバートは……。
モリアーティ家の三兄弟、アルバート、ウィリアム、ルイス。
血のつながり以上に彼らを強く結びつけた幼い日の契約と誓い。
壮絶な過去が明らかに……!
(TVアニメ「憂国のモリアーティ」公式サイトより)
今回の見どころ
今回最大の見どころはアルバートが実の弟である「ウィリアム」を刺し世界を変えると決意表明したシーンですね!
養子にしたウィリアムとルイスを虐げる家族や使用人に対して軽蔑と怒りの感情を抱いていたアルバートが世界を変えるための第一歩として自らの手で家族を手にかけるのには鳥肌が立ちました。
ガス爆発を起こして全てを燃やしてしまえば証拠も全て残らないと完全犯罪に仕立てたウィリアムの聡明さ。
ウィリアムの計画が完全なものになるように、そしてウィリアムとアルバートへの感謝の証として自ら顔へと火を押し当て火傷を負ったルイス。
家事から逃げ出した三人の周りに集まった人々にモリアーティ家の長男でありウィリアムとルイスを自身の弟であると伝えたアルバート。
三人が揃っていたからこそ成し得た完全犯罪となり、共犯であり同士であり家族である三人は堅い絆で結ばれることとなりました。
憂国のモリアーティ3話 感想
今回は貴族の養子となり、火事を起こすまでのお話でしたね。
ウィリアムとルイスがアルバート以外のモリアーティ家の人間に虐げられているシーンは何度見ても胸が痛みます…。
自身の家族に、そして貴族社会に怒りを抱いていたアルバートの行動力にも驚かされました。
ウィリアムが提案した案は火事というよりガス爆発で、密閉された空間にいたとはいえ三人ともよく無事だったね?!とびっくりもしましたね(笑)
燃え盛る屋敷から逃げ出す際に自身を傷つけることで計画を100%にすると怪我を負ったルイスの健気さには正直泣けます…。
世界を変えるというこころざしと最初の完全犯罪の共犯、そして家族という三人は切れることのない堅い絆で結ばれているのだなろうなと感じました。
次回は「希少な種」というタイトルでしたが、下級階級の人々を苦しめることで手に入る何かを表しているのでしょうか?
一体どんな完全犯罪を行うのか次回も楽しみですね!