TVアニメ「憂国のモリアーティ」の4話「希少な種」のネタバレと感想を紹介していきたいと思います。
お時間のある時にお気軽にご覧ください。
#04 希少な種あらすじ
赴任先の大学近くに移住したウィリアムたちは、領主のベルファー子爵から晩餐に招かれる。
贅を尽くした食事の後に案内された子爵自慢の温室には、希少な植物が集められていた。
植物の世話を任されているのは庭師のバートンという男。
ウィリアムは、彼の妻のミシェルが子爵を深く恨んでいると聞いたことを思い出す。
しかし子爵に横柄な態度で頤使されても、バートンはただ黙々と従っていて…。
(TVアニメ「憂国のモリアーティ」公式サイトより)
今回の見どころ
全体を通してとても面白かったのですが、個人的には今回の見どころは2つあります。
1.息子を見殺しにされた母の恨み
風邪が悪化した息子を子爵に見捨てられた親、ミシェルとバートン。
子供を見殺しにした子爵を恨んでいたミシェルはついに恨みを晴らす機会を与えられます。
子爵に指示されグレープフルーツのジュースを作っている際、今が最大のチャンスであると考えたミシェルは手にしたナイフで子爵へと襲い掛かかったのです。
その時のミシェルは憎悪に満ちた表情をしており、バートンに止められなければ確実に子爵を殺害していたのではないかというほどでした。
直接手を下したわけではないですが、子供を殺された親の恨みは言葉に表せないくらい強いものなのだな…と恐ろしく感じてしまいましたね。
2.子爵への罰
ミシェルに襲われた驚きに持病の発作が出てしまった子爵に急いで薬を手渡すウィリアムと搾りたてのグレープフルーツジュースを手渡すバートン。
しかし薬とグレープフルーツの相性は最悪で、血圧を大きく低下させる効能があったのです。
それを知っていたウィリアムはバートンと共に子爵の殺害を企て、実行。
苦しみながら医者を呼ぶように頼む子爵でしたが同じように頼んだ相手を見捨てたという事実を突き付けられながら死んでしまいます。
憂国のモリアーティ4話の感想
今回は薬とジュースの相性によって死に追いやるという完全犯罪でしたね!
まさかウィリアムが大学の数学の教師として赴任するとは思ってもみませんでした。
そして今回登場した子爵もお手本のような悪い貴族でしたね。
貴族以外には不遜な態度で、「希少種は希少な種からしか育たない」と言っている時は正直同じ人間なのか?と思うほどでした。
そんな話を愛想良く聞いていられるモリアーティ家にはびっくりです。
私なら文句の一つや二つ言っちゃってますね(笑)
次回は「橋の上の踊り子」というタイトルで女性が川へと落ちていくシーンがあったので貴族に婚約者の女性を殺された…という感じのストーリーなのではないかと予想しています。
次は一体どんな完全犯罪を行うのか楽しみですね!