TVアニメ「憂国のモリアーティ」の9話「シャーロック・ホームズの研究 第二幕」のネタバレと感想を紹介していきたいと思います。
#09 シャーロック・ホームズの研究 第二幕あらすじ
ドレッバー伯爵殺しの真犯人を探すシャーロックとジョンは、殺害現場で見つけた結婚指輪を餌に犯人へ罠を仕掛けた。
大立ち回りのすえ、ウィリアムたちに指輪を奪われるものの、シャーロックの推理で真犯人を突き止める。
犯行を認めた真犯人からシャーロックはある奇妙な取引を持ち掛けられて…。
(TVアニメ「憂国のモリアーティ」公式サイトより)
憂国のモリアーティ9話の見どころ
今回の見どころは個人的に2つあり、一つは殺害現場で見つけた指輪を使って罠を仕掛けたこと、二つ目は真犯人による取引についてです。
指輪を使った罠
殺害現場で指輪を見つけたシャーロックは新聞に「金の指輪を取得したので心当たりの方はベーカー街221Bワトソン博士まで」という取得物について載せることで罠を仕掛け犯人をおびき寄せようとしました。
実際に指輪を受け取りに来たのは老婆に化けたフレッドでしたがワトソンは怪しむ素振りを見せずに指輪を返却、そしてシャーロックが老婆の後を追います。
正直本物の老婆にしか見えない変装をしているフレッドにはとても驚きました(笑)
追いかけられていることを分かっていたフレッドは路地裏でシャーロックに追い詰められますが正体を知られる前に逃げ出すことに成功します。
フレッドの正体がバレてしまうのではないかとハラハラどきどきするシーンの連続でしたが正体がバレずにホッとしました。
真犯人による取引
ドレッバー伯爵を殺害した犯人が御者をしているホープであると突き止めていたシャーロックはジョンと共にホープの辻馬車へと乗り込みます。
ホープの駆る辻馬車は人気のない墓地へと向かいそこでシャーロックはある取引を持ちかけられることとなります。
その取引とは復讐を遂げ、病に侵され死んだも同然の自身の命を終わらせることで背後にいるモリアーティの情報を提供するという内容でした。
ホープに銃を渡されたシャーロックでしたが「謎は自分で解いてこそである」とホープを撃たずに手錠を掛けます。
その際にホープの最後の願いを叶えることができずに申し訳ないと言葉をかけました。
感想
今回のストーリーもとても面白かったですね!
まさか罠と分かっていてもホープが大事にしていた指輪を取り返しに行くとは思ってもみませんでした。
そしてシャーロックに追い詰められたフレッドでしたが正体がバレなくて本当に良かったと安堵しています(笑)
ホープによって取引を持ちかけられたシャーロックが「最後の願いを叶えられなくてすまない」と謝っていたシーンには胸を打たれましたね…。
婚約者を殺され自身の寿命もあとわずか、復讐を果たすこともできたのですから最後には安らかな死を望んでいたホープの気持ちを理解した上で逮捕することについて謝罪。
このシーンで胸を打たれない人はいないんじゃないかと思います。
そしてこの取引を断ったことでモリアーティの計画の一人として数えられたシャーロック。
これからどんな事件が渦巻くのか楽しみですね!